増田陽子のビタミンCブログ

ビタミンCから、分子栄養学や機能性医学、予防医学、アンチエイジングの世界を知りました。ビタミンC療法のメッカであるリオルダンクリニックで勉強中です。勉強したことの記録ですが、読んだもの全てをまとめているわけではなく、勉強になったことを書き出している感じです。

アンチエイジングサプリ10種 続き

今日は、EPA/DHAとキバナオウギ抽出物、ビタミンC、ビタミンDです。

私はキバナオウギ抽出物以外、内服しています!

 

<EPA/DHA>

・魚油、亜麻仁油など。

・多価不飽和脂肪酸、ω3が豊富。不飽和=膜の柔軟性に貢献

・ω3はPG1, 3(抗炎症性サイトカイン)の元。

フォスファチジルセリン神経伝達物質に必須

 

効果

DHAは冠疾患44%↓

・炎症性サイトカイン↓

・高トリグリセリド↓

テロメア短縮↓

・全死亡率27%↓

 

副作用

・妊婦でも1日3gまでは安全。越えると抗凝固作用で出血リスク

・血糖値↓

 

・3gまでは安全

・高トリグリセリド:1-4g/day

・高血圧:4g/day

・リウマチ:EPA3.8g/dayとDHA2g/day

 

 

<キバナオウギ(Astragalus)抽出物>

マメ科のハーブ、漢方にも使われたり。

根にはコリン、アミノ酸、フラボノイド、GABA、ベーたステロールなど含む

 

効果

・免疫:サポニンがリンパ球↑、骨髄、白血球刺激、免疫機能改善させる。

テロメアを保つ:テロメラーゼをアップレギュレーションする力はNo.1!!

・消化器症状にも。エイズにも。

・酸素消費を増やさず、ミトコンドリア機能アップさせる

 

副作用:耐性、がんリスク(テロメラーゼをupさせるため、注意)

量:脱感作を防ぐため、3ヶ月内服したら2週間休む

 

 

<ビタミンC>

・グルタチオンで還元される

 

効果

・肌綺麗に。

・DNA損傷から守る

白内障リスク低下、治療効果も

・降圧効果、内皮機能改善

・抗腫瘍効果

・全死亡率↓

テロメア短縮↓

・ピロリ菌はビタミンCが低いと感染する

 

副作用

・3か鉄→2か鉄にして、かつ鉄の吸収アップするので、遺伝性ヘモクロマトーシスの人は注意が必要。

 

 

ビタミンD

D2:エルゴカルシフェロール

D3:コレカルシフェロール(日光でできる。欠乏している人が多い)

    →肝で25ヒドロキシVitaminD3→腎尿細管で1.25ジヒドロキシビタミンD3

効果

・骨折リスク↓

・リンパ球(TもBも)→感染、免疫リスク

・心疾患リスク、死亡率30%↓

・がん発生、がん死亡率↓

・パーキンソン、アルツハイマー多発性硬化症

 

副作用:多尿、体重減、不整脈、石灰化、腎結石

量:手、腕、顔を5~10分日光浴。魚、卵など食べる

 

 

明日の3つで3章は最後です。