増田陽子のビタミンCブログ

ビタミンCから、分子栄養学や機能性医学、予防医学、アンチエイジングの世界を知りました。ビタミンC療法のメッカであるリオルダンクリニックで勉強中です。勉強したことの記録ですが、読んだもの全てをまとめているわけではなく、勉強になったことを書き出している感じです。

アンチエイジングサプリ10種

もちろんこの他に、もしくはこれよりいいサプリメントはたくさんあると思いますが、第3章の試験に出る可能性があるものをまとめてます。あくまで昔(2013年頃)はこう思われてた、という。試験には出るかもしれないのでw

 

スタチンで死亡率は変わらないって言うALLHAT試験は2016年に出ていたようです。コレステロールを下げて心臓発作になりにくくても、死亡率は変わらなくて認知症や腎不全になるなら、代わりにω3飲もって思います。

 

せっかくなのでつい数日前にCNNにあった、循環器内科医が「30日間、ナッツとかブルーベリー食べるだけで、コレステロールも良くなったし、スタチンみたいに副作用もないよ。」って試験をしたって記事も載せておきます。

One cardiologist's mission to reduce statin use for cholesterol - CNN

運動や他の生活を変えずに、と言うのはすごいです。でも、別に全体的に改善すればよくない?って思っちゃいます。

スタチンよりも、ナッツやブルーベリー!

 

今日はメトホルミンと、スタチン、CoQ10です。

明日からもっと「アンチエイジング」っぽくなります。 

 

(第3章)

1. メトホルミン

2. スタチン

3. CoQ10

4. 魚油 

5. アストラガルス抽出物

6. ビタミンC

7. ビタミンD3

8. レスベラトロール

9. DHEA

10. カルノシン

 

 

<メトホルミン>

・効果は、①グルコース吸収低下、②糖新生阻害、③インスリン感受性アップ、④脂肪酸β酸化アップ

PCOSや体重減にも効果あり。

代謝されないので、薬物相互作用なし。

・2型DMでは合併症や全死亡率を30%低下させ、体重、心発作も下げる

・AMPK発現アップさせ、カロリー制限、低インスリンレベルと同じような効果。(細胞でのエネルギー利用が上がり、ホルモン・タンパク・ATP合成が上がり、脂肪酸が燃えるため。)

・またAMPKがアップすることで、p53が活性化したり、乳房でのアロマターゼ阻害効果があり、抗がん効果が期待できる。ER/PR±どちらの乳がんも。

 

禁忌:腎不全には禁忌

量:

 250~850mgを1日2回

(非DMの抗がん目的では1日2回500mg)

 

 

<スタチン>

・HMG-CoAレダクターぜ阻害薬

・HMG-CoAは、コレステロール合成の律速段階であるが、CoQ10合成の律速段階でもあるため、CoQ10の摂取(またはユビキノール:CoQ10の還元型)が必要!!

・心発作発作リスク下げる。LDL低下、HDL増加など

・eNOS, tPAアップで血栓低下とか。

乳がん前立腺癌、がん全体でも低下

 量:人による

 

CoQ10

老化の原因(フリーラジカルミトコンドリア機能低下)に両方効果あり。

 

ミトコンドリアの電子伝達系の複合体ⅠとⅡに必須

・抗酸化剤であり、フリーラジカルを中和する。ビタミンC,Eを還元する。脂溶性

・鬱血性心不全、心機能、高血圧、内皮機能など改善(血管拡張しやすくなる)

・がん生存率

歯周病パーキンソン病アルツハイマー病に効果

 

副作用なし。

薬物相互作用:ケモ、降圧薬、抗凝固薬

 

量:

 20~35歳:30mg/day

 35~50歳:50~100mg/day

 50歳以上:50~100mg 2回/day

 心不全パーキンソン病の人はそれ以上