増田陽子のビタミンCブログ

ビタミンCから、分子栄養学や機能性医学、予防医学、アンチエイジングの世界を知りました。ビタミンC療法のメッカであるリオルダンクリニックで勉強中です。勉強したことの記録ですが、読んだもの全てをまとめているわけではなく、勉強になったことを書き出している感じです。

アンチエイジングサプリ10種 最後

今日はレスベラトロール、DHEA、カルノシンで、これで第3章は最後です。

 

毎日16時間ファスティングしているし、糖化を改善するにはそれでいいかなって思っていましたが、カルノシンも飲んでみたくなりました。

 

それと、A4Mはホルモン補充療法推しで、12月の学会でも、ペプチド療法がめちゃくちゃ魅力的でした!!

現在アメリカのサプリ業界でのペプチドサプリは15%くらいだけど、20年後には40%くらいになるって。ホルモン補充療法でかなり良くなっちゃうから人気だし、未来の治療なんだよって学会にいた、色んな国の先生が言ってました。いやペプチドに興味がある人が学会に来ていたのかなww? そんなDHEAもあります。 

 

 

レスベラトロール

ポリフェノール、抗酸化、抗炎症作用。抗DM、体重↓、癌予防効果あり。

SIRT(サーチュイン)活性 ≒ カロリー制限の効果

 

効果

・eNOS(内皮シンテターゼ)活性アップ

 (NOは血小板凝集低下、LDLの酸化防止、抗炎症作用あり、抗動脈硬化作用。)

インスリン感受性アップ、血糖↓、HbA1c

・アミロイド斑減らす

・魚では寿命伸びたが、マウスは変化なし

 

量:250~500mg/day

 

 

<DHEA>(デヒドロエピアンドロステロン)

プレグネノロンから。性ホルモンの前駆体

・副腎、脳、生殖腺で分泌

 ・運動能↑、性欲↑、老化予防、免疫↑、アルツハイマー予防効果

・ヨーロッパでは禁止されている。ドーピングにもなる。

 

効果

・男性の性ホルモン↑、女性の更年期骨密度キープ、sexuality↑

動脈硬化改善

・認知機能↑

 

副作用:前立腺などホルモン依存癌

量:サプリ開始前にベースをチェックすること!

 男性200-300, 女性125-150を目標に、

 男性は25-50mg/day, 女性は5-15mg/day

 

 

カルノシン

 ベータアラニン+ヒスチジンからなるジペプチド。赤肉に入ってる。

・脳、筋に存在

⭐︎糖化タンパクからグルコースを乖離する!生成も抑制する!!

 (活性酸素を捕捉することで、糖化LDLも防ぐ)

・抗酸化物質で、特に脂質酸化に効果あり

・血小板凝集を改善(高い人は下げ、低い人は上げる)

白内障の改善、皮膚のシワの改善、筋力アップ、消化性潰瘍の予防

 

副作用:特になし

 (500mg以上で副作用出ると言う人もいるが、マウスの癌研究では100mg/kgだったので、人に換算すると980mgとかになる。)

 

量:100-200mg/day